J2リーグ第29節 札幌 3―1 山形
我らがコンサドーレは、今日はホームで久々に2万人を超えるサポーターの後押しもあり、無事勝利しました!!
ドームの2万人はやはり応援もパワーが増して凄かったです。
J1に昇格するために連敗しなかったことは今年のいいところですが、試合は個人的に物足りない内容でした。
辛口ですいません…
夏場のJ2リーグ過密日程で、肉体的・精神的にもタフさが求められるので、選手には酷な注文かもしれません。
試合で良かった点・反省点を大まかに分けて振り返ってみます。
1.良かった点
①先制点を早い時間帯で奪えたこと
一瞬の隙を突いた先制点の攻撃はお見事でした。
PKをゲットした切れ味鋭いドリブルは、内村選手ならではという感じでした。
また、都倉選手も冷静に自分の間でPKでゴールを決めた点も素晴らしかったです。
②攻撃の仕掛けが前節と比べて増えた
攻撃時の前線を上げる事や相手の守備陣形を崩すこと、ディフェンスラインを下げるために、サイドチェンジやロングフィードが前節と比べて増えた点は工夫が見えました。
2点目・3点目のきっかけを作った河合選手のロングフィード、福森選手のサイドチェンジは素晴らしかったです。
また、パスを受けてからのドリブルの仕掛けも攻める気持ちが出てました。良かったです。
③最終ラインの守備陣の奮闘
久々の出場となった河合選手は、相手に背後をとられて抜かれてしまって危ない場面がありましたが、奮闘していました。
その中で、ギリギリのところで、山形のシュートチャンスを止めた菊地選手、福森選手は見ていて頼もしかったです。
今年のコンサの強さは、チーム一体で行う守備ですが、最終ラインの守備の安定があってこそです。
特に後半戦から加入した菊地選手は、あまり試合中、目立ちませんが、カバーや背後からのコーチングも含めてチームの守備を安定させるのに欠かせないなと思っています。
2.反省点
①前線の守備
もう少し圧力をかけてパスコースを限定できる守備ができれば、後ろも守りやすいのですが、今日は連戦で運動量が落ちていたためか、プレスが少なく、山形に終始ボールを支配されていました。
山形にシュートの決定力がなかったのが、唯一の救いですが、危ない場面がかなりありました。
②中盤のボールロスト
ゴールに直結してしまうような中盤でのボールのとられ方は、絶対しないよう次節に向けて修正してほしいです。
③スローイン
駆け引きもあって難しいですが、スローインからの速攻も結構重要です。試合を見ていると、すごくもたついているように感じます。
守備のときも時間がかかってイエローをとられてしまうことも結構あります。
時間稼ぎもあるかもしれませんが、改善したほうがいいように思いました。
④前線のボールキープ
前線の運動量の低下なのか技術力の問題なのかはわかりませんが、ゴールキックや後方からのパスをもう少し前線で収めてほしいなあと思いました。
今日も前節同様少なかったです。
手数少なく、1本のパスでゴールを決めることは現在できていますが、J1では中々今迄のように簡単に通用しないと思います。
余裕のある今の内に、チャレンジしてほしいです。
長々となってしまいました。
次節はアウェーで強敵の京都戦です。
選手も疲労がどんどん溜まっていると思いますが、勝利を期待しています。
がんばれ、北海道コンサドーレ札幌 !!