なかなか連勝できないコンサドーレは、アウェーで仙台戦に臨みました。試合を通して、雨が降りしきり、落雷により前半途中で一時中断する難しい状況の中、1-1と何とか引き分けに終わりました。
コンサドーレサポーターも1500人が駆け付けたとのことで、気合の入ったチャントや声援が映像でものすごく伝わりました。なだけに正直申し上げると、試合内容は消化不良感が否めません。
スタメンは前節鳥栖戦から4名の変更がありました。

試合内容としては、雨が降りしきる中、集中力を高めて点を取れそうなときは、確実に仕留めてほしかったなぁという印象です。
試合一時中断の再開からの17分、後方のパス回しから左サイドの高嶺選手の前線へのロングパスからの中島選手のシュートの場面ですが、シュート体制に入るのが少し遅れて相手GKに止められてしまいます。丁寧にいこうとしたのかと思いますが、スライディング気味のダイレクトシュートも試してほしかったです。
前半は札幌のパスがよく回りはしますが、決め手に欠け、相手に脅威を与えられない「あと一本」という時間が続きます。徐々に仙台にシュートまで持ち込まれる時間が作られ始めていく中、前半終了間際に先制をあっさりと許してしまいます。
前半は前めの選手が、動き回ることが多く、スペースをつくる動きなんだろうと思いますが、そのプレーばかりに終始することが多くみえました。ミドルシュートやドリブルといったゴールに向かうプレーも織り交ぜてこそ、相手にプレッシャーを与えられるのではないかと感じました。シュートを打てるスペースが少しでもあったらどんどん打ってほしいです。
後半に入ると、仙台に主導権を取られ、選手交代で札幌はリズムをつくっていこうとしますが、なかなかうまくいかない苦しい時間が続きます。
68分に宮澤選手が交代で入ると、前進するパス回しができるようになっていきます。
そのような中、71分頃の田中克選手のシュートは、様々な選手間のパスで生まれただけに、本当に惜しかった場面でした。
待望の同点ゴールとなった88分の場面。田中克選手の逆サイドの展開から、宮沢選手が競りながらヘディングで折り返したのを、いいところにいたバカヨコ選手が押し込みました。ナイスでした!
その後試合終了になります。
個人的に雨の中、仕事する際は肉体的に結構ダメージを受けるのは、自身の経験上よく知っているので、戦い抜いた選手、チーム、サポーターの方々本当にお疲れさまでした。
リーグ戦は2週間中断となり、その間で、怪我で離脱していた選手の復帰や補強選手などを含めて、次節のホームで必ず勝利できるよう調整をお願いします!